【2009年1月16日:NY生活雑談「ハドソン河に飛行機不時着見ましたか?」】
いやー、昨日はびっくりしました。マンハッタンを挟む河の一つハドソン河に飛行機が不時着したというニュース見られましたか?仕事場・外でも話題でした。
私は昨日まで飛行機の水上緊急ランディングというのは、実際には難しくて、搭乗時の非難の練習等も単なる気休めなんだと思ってましたが、違うんですねー。ホントに成功することもあるんですねー。
海だと波が高かったり、視界が悪かったり、機体のコントロールが難しかったり、ということで、なかなか機体を破損せずに不時着というのは大変なことなのだそうで。
数日前から氷点下の日々が続いていますので、無事に不時着したのが、フェリーやヘリコプターが満載のハドソン河だったということも、乗客・乗務員共に全員無事に救出された理由の一つだったとか。確かに目の前に見えますものね。水中に入ると10分持たないという寒さでしたので、救出作業が無事なされて、皆さんご無事だったということで本当になによりでした。
ただ飛行機が落ちてくるのを見たマンハッタンの人たちは9・11のフラッシュバックで相当パニックしたと思うのでそれがお気の毒です。友人知人でも2機目が世界貿易センターに打つかっていく瞬間を目撃したり、燃える建物から人が飛び降りているのを見たりした人がいて、何年経っても悪夢のようにその時の衝撃が戻ってくるそうですので、今回は事故だったということが分かってからもかなり落ち着くのに時間が必要になるらしいです。トラウマってやつですよね。
今回の機長さんは、乗客が全員降りるのを確認できるまで通路を行ったり来たり最後まで飛行機を出ず、立派だったということで、飛行技術のみでなく素晴らしいプロフェッショナリズムだと感動さえ覚えます(最近は事故の時に船長が一番先に逃げたりなんて話も来たりしますからねえ、、)
いやいや、事故は離陸時に雁の群れに当たってしまいエンジンが故障したということらしいですが(うーん。うちの夫は飛行機嫌いで、前から最近のエンジンが2個なのに不満を持っていたので、今回の事故でまた色々言い出さないといいなあと思ってます)、鳥の飛ぶ範囲と飛行機が重なるのは一時のみですので、本当にタイミングが悪かったとしかいいようがありません。引き上げた飛行機を確認してまた色々詳細が出るまでは分かりませんが、何にしろ皆さん無事でよかったです。 (Inserted picture: 1010wins.) 他の写真を1010ウィンズで見れます■
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