ニューヨークも新学期が始まり、子供の送迎が普段の生活にまた戻ってきてかなり忙しくしています。
ニューヨークは既に初秋。朝夕はかなり涼しくなっています。日本も残暑はあまりないそうですね。
さて、今日は日本語について一言。
私は日本人で別に日本が嫌でアメリカに来たわけでは全くありませんし、アメリカの方が良いと思っているわけでもない(どちらも良いところがあり、悪いところも当然あり、、)ですので、自分の子供達には日本語を学んで欲しいと思っているんですが(成人するまでは二重国籍で、日本が今の時点で二重国籍を認めていないため、成人してから一定期間後に日本国籍を取るか、アメリカ国籍を取るか決定することになっているらしいですが、日本語が話せなければ当然アメリカ国籍を選ぶしかないだろうと思いますので、できるだけ自分達の意思で選べるように日本語も教えてあげたいと思ってます)。
新しいことを学ぶのに一番手っ取り早いのが関連書籍や情報を文書の形で読むこと。私もアメリカに来て本当にたくさんの本やマニュアル・ガイドを読みました。とにかく就労規則から税金、学校の選び方、知っている人が周りにいなくても知識を得られるという面で、私は読み書きというのはとても重要なことだと思っているんです。
そんなこんなで子供は文句を言いながらも日本語の授業を受け始め(といっても子供のクラスの半分以上の子供達は同じように週末に両親の言語での学校に行っているようですので、特別大変な思いをしているわけではないと思いますが。私が子供の時には毎週土曜日も学校でしたし)、また結婚14年になりますが、アメリカ人の夫も独学では無理と感じたらしく一念発起で日本語のクラスに最近入ったんです。
そこで宿題等をみていて感じたのが、「ひょっとして私の日本語がまずいのかも??」ということ。当然日本語の方が得意な私ですが、(お客様との電話だと怪しい日本語表現が出ることがあるので、極力メールでのコミュニケーションをお願いしています)子供の宿題を見ていると、どうもかなり助詞の使い方が難しいよう。で、振り返ってみると、私が子供に話すときには助詞を省いていることがかなりあるってことに気付いたんです。
子供の怪しい日本語は私の日本語の乱れから来ていたとは。。。結構ショックでした。
例えば食卓でドレッシングを取って回して欲しい時、正しい日本語ですと「ママにドレッシングを取ってくれる?」となるのですが、会話では「ママにドレッシング取って」とか、「ママはおすしが好き」という時も「ママお寿司好き」となる。ってことです。
助詞を省いた会話というのは結構普通だと思うんですが、日本で暮らしていれば当然もっときちんとした会話をする機会もあり、それを聞く機会も多いですので、子供達は正しい日本語、助詞の使い方を体得していくのかと思います。しかし、、日本語に接する機会の少ない子供達の場合、、ちょっと気を付けて話さなければと思いましたね。かといってあまりきちんと話すのも何だか可笑しいんですけど、正しい文法を教えるという意味では仕方がないのかなと思います。
幸い和食は大好きな子供達。なんとか大きくなっても自分達だけでも日本に遊びに行きたい、と思ってくれるように、日本の良いところを吸収しながら自分らしく育ってもらえたらいいな。と思ってます。
PS お買い物ブログ(www.nykojinyunyu.com/blog)ですが日本語の検索でお探しいただける確率が高いようですので日本のタイプパッドブログサーバーでミラーサイト(記事が重複)も作りました(http://eximny.weblogs.jp/nykojinyunyu/)です。9月分のブログからアップしましたので、引き続きよろしくお願いいたします。
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