【アサコのNY生活雑談】
日米価格差が大きく質の良いコーチの鞄は弊社の代行サービスでも最も代行購入ご依頼の多いアイテムなのですが、長く使っているとレザー部分にどうしても擦れが出てしまうということありませんか?
私は物をこぼすことが多いので、コーチの鞄小物も基本的にはオールレザー派です。シグネチャーやパッチワークも大好きですが、やはり普段使いの場合にはレザースタイルにすることが多いんですよね(こんんな私ですので、最近のヘリテージコレクションのようなコーティングしてあるシグネチャーは私の中では大ヒット商品です(笑)。
普通に使ってらっしゃるだけであれば、シグネチャーの専用クリーナーもかなりきちっと汚れが落ちますので一本お持ちになると便利ですよ。
オールレザーの品をお使いの場合も実際の使用の前にコーチのモイスチャライザーを満遍なく塗りこみそれから使うと、その後のクリーニングやお手入れが断然楽になります。レザーによってはモイスチャライザーを使わないようにといわれる素材もありますので、詳しくは商品に付属しているカードをご参照くださいね。イグジム経由でお求めになった商品で、説明書がイマイチ分からないという場合には写真を撮ってお送りいただければ、無料で翻訳しますのでご安心ください。
個人的には自分で使う場合にはこの「モイスチャライザー禁止」メッセージは無視して、コーティングしてから使ってますが、他の方にはオススメしません(笑)。
そんなこんなで、2年ほど前に買ったレガシーのクロスボディのヒッピーはすごく大きさ的に旅行の時にも大活躍で気に入っているのですが、色は白を購入しました。時期的なことと靴と合わせて買ったんですが、私のアビューシブな利用法のせいで、革の染色が部分的に落ちてきてしまっています。。普通の使用方法で早期にこんなことが起こる場合にはすぐに直営店に持ち込めば無料保証や交換の対象になりますが、夫も「商品のせいじゃないだろう。。」と言い切る私の鞄、、あまりにみすぼらしくなってしまって、お出かけには使えず、、どうしたものかと思っていました。
当然コーチは良質ですので、私が理由のレザーの色以外の問題は全くないんです。しかも買い換えるのに同じようなスタイルで色は出ていないし、、。と悩んでいたところひらめきました!いつも使っている靴の修理屋さんがあるんですが、すごく腕が良くて夫の靴のポリッシュもオーバーホールも新品のようになるようにしてくれるんです。そういえば、棚に鞄の修理品もあったような気がして、持ち込んでみることに。。
「この状態だと一回全部染色部分を落としてから、改めて染色することになるけど」とサンプルを見せてくれました。幾ら位なの?と聞くと「普通は80ドルなんだけど、いつもお世話になってるから50ドルでいいよ」と言ってくれ、早速お願いすることに。
定価は日本価格で7万円くらいのアイテムなので、一万五千円位の予算内で直してくれるなら、気に入ってるし使いたいと思っていたのです。
乾かす期間もかかるので納期は1週間強でしたが、先週末引取りにいってびっくり。新品みたい。。。
コーチの白だとウインターホワイトとアイボリーのようなパーチメントが多いですが、どちらの色も元の色に近い色にしてくれるみたいです。これだったらきっと角だけの擦れとかだったらかなり安くできるのでは、と今度確認する予定です。微妙な色合いで色あわせがしにくいと難しいかもしれませんが、茶系や白、ピンク類でこすれのせいで使えなくなっている鞄小物ありませんか?良いものを長く使うのは環境にも優しいですし、擦れがあるものではオークションで中古処分するにも殆どお金は戻ってきません。
気に入っているものにもう一度息を吹き込む、こういう作業が出来る人は今でもいるんですね。感動しましたので今日の一言でご紹介しますねー。(私もこんな鞄あるー。という方もご遠慮なくご連絡ください)
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