先日子供のクラスに折り紙を教えにボランティアで行ってきました。多分旧正月にちなんでだと思いますが、アジアの文化を紹介するという日を先生が計画され、クラスの中のアジア系の父母が自分のできることを教えるというものでした。
私も別に「折り紙Wiz」ということは全くないのですが、まあ子供たちができる程度の折り紙であれば、教えられるかな、と思い行ってきました。一応自分達では作れないにしても、どんなものが出来るのかを折り紙の本を読んでサンプルを作っていったんです。
クラス28人子供たちの反応は非常に良くて、一回に6,7人の子供を教えるのですが、折り紙を三角に2度折って、フラップの部分を広げるとまた4分の1のサイズの四角になるという、私にとっては当然のことが「Wow! This is cool!!」と感動されたりしていました。
平面の正方形が飾り箱だとか立体になるということにもびっくりしていたみたいです。「ここを広げてー」といって箱になると、また大喝采。「You are so talented!(すごく才能があるのねー。)」なんて褒めてもらうと、こっちの方が恥ずかしかったですが。。(笑)
子供たちへの一番人気はやっぱり手裏剣(笑)、とそれを入れる飾り箱。犬も人気でしたね。
日本人として当然の折り紙なんですが、こうやって褒めてもらうと「そっかー、結構すごいんだ」と良い気持ちになって帰ってきました(子供たちが元気なので相当疲れましたが。。。先生ってすごいですよね。これが毎日でしょう。)。
手先が器用になるのがいいと思っていた折り紙ですが、平面や立体のコンセプトを知らず知らずに身に付けていくという意味でも良い訓練みたいです。
子供のクラスは広域学区から集まった子供達で28人中アジア系(中国、韓国、フィリピン等)中東やインド、白人に見える子供達もユダヤ系やアイルランド、イタリア系と多様性があるクラスなので、先生もお互いの文化の良いところをAppreciate(正しく高く評価すること)するように育ててくださってるので感謝です。6人くらいはうちの子供と同じmulti-racial (異人種間に生まれた子供)子供達で、全くアジア人や白人に見えてもmulti-cultural(人種は同じでも文化の違うカップルから生まれた子供:片親がイタリア人でもう一方がフランス人、片親が中国人でもう一方が韓国人だったり)を含めるとクラスの大部分は違うものを自然に吸収するような環境にいます。
(夫の実家はいわゆる白人または黒人の区域、(しかもなんだかんだいって別のエリアに住んでいる)アジア人に対してはあまり偏見はないようで、みんな親切ですが、そうやって受け入れてもらってもらっていても、Appreciateというレベルではない印象です(白人アメリカ文化が一番と思っているような感じ)。全体的な環境は田舎や郊外の方がいいという方もたくさんいますが、私達夫婦にとっては子供にとってとても大切なことだと思うこと、特に2つの文化を持っている子供には都会での生活の方が子供の自尊心を育てる意味で良いと感じています。
それにニューヨークで揉まれてタフに成長るのもいいですよね(笑)。
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